最近、バーニには家でも私の光電子素材のネックウォーマーを腹巻のように着せています。 室温は低い時でも18度くらいなので、それほど寒くはないと思いますが、血流が悪くなると冷えるようなので・・。
それで気になる毛玉がしっかりできてしまいます。 ゴムで縛っただけでは無理なので、ラッピングしました。 皮肉なことに行く前の10時にまた痙攣が・・練乳を舐めさせ少しぐっらりしている間に片面をやりましたが、 もう片面は快復したので、やり辛かったです(^_^;
今朝は8時のゴハンの前にも軽い痙攣がありました。調子の良かった朝までも発作が起こるようになりました。
午前中は数時間だけでしたが激しい雨が降っていました。 他の用事もあったので11時半には出発の予定。 今日はCOSYのお客様ワンコ、ゴールデンRの子が東大に予約を入れています。 私と同じF先生に受診していて、一緒に気にしてあげている子です。 飼い主のお父さんがちょっとコミュニケーションの取りずらい方?(性格的に年齢的に)なので、 私も一緒に居てあげたいなと思いました。 そんなこともあり午後から雨は上がるとの予報でしたが、診察の合間にもみんなを連れて行っても車に入れっぱなしになる可能性大! それで、バーニだけ一緒に行くことにしました。 みんなは14:30にスタッフに来てもらい、たくさん遊んでもらうことに・・。
早めに出発したので雨が上がったので、車も少なくなったのでしょうか? 14時の予約なのに13:20には到着してしまいました。 東大内の銀杏並木をお散歩しました。
今月から担当の研修医は以前にも一度担当だったH先生です。 14時ぴったりに問診開始、その後、エコーと血液検査をしてもらいました。 結果、血糖値は71でした。この時間にしては良い方ではないでしょうか? そして腫瘍の大きさは前回と変わりありませんでした。
ただ、発作の回数が今までにないくらい増えているので薬を増やすことにしました。 ジアゾキシドは高価な薬だけど、本当は1日2回で2カプセルずつにして欲しいとの事。 私は薬の前後の時間がいつも発作の起きる時間なので、やはり3回が良いと話すと、 では、1カプセル×3回を1.5個×3回に増やしてくださいとの事でした。 ステロイドは増やさないのですか?と聞くと、今日の肝臓の数値も良好で、この状態を保ちたいという事と、 「ステロイドはどうにもならなくなった時まで取っておきたい」と言われました。 それを聞いて少しほっとしました。 今は「どうにもならない状態ではないのだ!と・・。
その直後にカルテを見て気が付いたのですがカルテに間違った薬の量が書いてありました。 前回、3回に増やした時に、ジアゾを1カプセル×3回、ステロイドを1mg×3回なのに ステロイドは1.5mg×3回になっていました。 凄い間違いですよね!!!
まだまだお薬は増やせるんですね。 M教授の書いた「犬と猫の内分泌疾患ハンドブック」に書いてあるのですが、 ステロイド(プレドニゾロン)に関しては 0.5 mg/kg, BID で開始し、血糖が維持できるようになるまで増量する。 1mg/kg, BID を超えると医原性クッシングなど副作用のリスクが高くなるが、 低血糖で死亡するリスクと副作用のリスクは慎重に比較検討すること。 肝酵素が軽度に上昇した程度でプレドニゾロンを減量し、犬が低血糖で死亡しては治療の意味がない。 プレドニゾロンは生存のために投与していることを忘れないこと。。
ジアゾキシドに関しては 経口投与することでインスリンの分泌を抑制する薬剤である。 プレドニゾロンだけでは血糖維持が難しい場合、 あるいはプレドニゾロンの副作用が無視できなくなった場合にプレドニゾロンと併用する。 5 mg/kg, BID で開始し、血糖値に応じて最大60 mg/kg, BID まで増量する。高価であり、 作用発現がやや遅く、しばしば消化器症状を示すのが欠点である。
バーニの体重約6kgなのでプレドニゾは1日6mgまで、 ジアゾキシドは1日360mg=14.5個まで1個○○○円・・・無理無理!!!!!ですね。 ただ、出来る限りやってあげたいと思います。
16時の薬は用意していたので、今までと同じで0時から1.5カプセル、1mgにしましたが、やはり1:20に痙攣が起きました。
ジアゾは↑にも書いてあるように作用発現が遅いとの事、安定するまで少しかかりそうですね。
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2013年12月10日(火)
No.186
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