昨夜、バーニをシャンプーしていて感じました。 以前よりも皮膚が薄くなったんじゃないかな?と 皮膚の色が赤くて、血色がよく見えるけど、それって皮膚が薄くなって毛細血管が鮮明に見えているんじゃないかって・・。 こんな体にまたメスを入れるのはどうなの?と思いました。
前回の手術の次の日、腫瘍は採れなかったと聞かされる前にとても元気なバーニに会いました。 術後ぐったりしているのかな?と思っていたのビックリでした。 でも、元気だったのでとても嬉しかったのです。 その帰り道、腫瘍は取れなかったけど、膵炎にでもなり長期の入院にならなくて良かった。 もう二度と手術・入院はさせない。と思いました。
その後、不幸にも縫合の跡がヘルニアになり、再度の手術をしましたが、それは仕方ない事でした。
その後、今年の2月に出血性大腸炎になり入院しました。 そうなった原因は、私が急に福岡に帰っていたことが大きいと思いました。 私と離れていることがバーニにとっては一番つらい事だとわかりました。 それで余計に入院はさせたくないと思っていたのです。
でも、11月6にの受診で年内には薬が追い付かなくなるので手術をするかしないか選択してください。と言われ動揺し、 即、手術をして少しでも長く生きていてほしいと思いました。
外科の受診前に家族でも話しました。 リスクやメリットも考えたうえで外科の先生とも話し、12月3日に手術の予約を入れてもらいました。 その後は「絶対に成功する」と自分に言い聞かせるようにしていました。
でも、シャンプーの時に本当に手術をした方が良いのか?とまた迷いました。
手術をして出来る限りの腫瘍が採れ、膵炎もなく短期間で退院でき、術後は血糖値が安定し、 薬でコントロールしつつ、また今までと同じ生活が出来る。 これが一番の理想でした。
お腹を開いただけで腫瘍も一切採れ無い場合もある。
腫瘍が出来る限り採れたとしても膵炎になり長期の入院になる場合もある。
退院後も膵炎が悪化する場合もある。
術後、数か月で腫瘍が大きくなり、またすぐ今回と同じ状態になる場合もある。
色々と考えると手術をした方が多くのリスクあると思いました。
もし、手術をしなかったら、入院しなかったら、年内?数か月?で逝ってしまうかもしれません。 でも、薬を増やしての治療はまだまだ出来るはずです。 今後、私から離れることなく、今と同じ穏やかな生活を送ることが出来ます。
手術をした事の後悔は、しなかった事の後悔よりも苦しみも傷も大きすぎます。 それは、私も、家族も、バーニも。
そして何より、バーニは手術を望んでいないように思えました。 今回、たくさん泣きました。そして手術は二度としない。と決めました。 今朝、東大にキャンセルの連絡をしました。
また12月18日に内科を受診します。 薬を調整しながら、少しでも長くいつも通りの生活が送れるようにしてあげたいです。 そして、最期まで入院させず、私が見守ります。
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2013年11月28日(木)
No.170
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