入眠剤のおかげで私は7時までぐっすり寝ました。 8時半からは通夜、葬儀の打ち合わせです。 葬儀屋の友人は葬儀会場が違うのですが、朝一番に来てくれアドバイスしてくれました。 そのおかげと、父の葬儀の時の事例もあったので、決めなければいけないこともすんなり終わりました。
納棺は13時・・。それまで時間があったので私は車で1時間弱かかる病院へ行きました。 最期の時の様子もしっかり聞きたかったからです。
2日は夕方も友人が来ていたそうです。 18時に配膳されたご飯をほぼ完食し、デザートも食べたそうです。
それまでの数日は少し辛そうにしていたそうですが、 いつもと変わらない一日だったそうです。 そしていつものように21時に入眠剤を飲んだそうです。 いつも1時間くらいでぐっすりと眠ってしまうそうです。 通常は床ずれしないように身体の向きを変えようとするのですが、弟はそれを拒否していました。それで寝入ってしまってからいつもやっていやそうです。 いつもと同じように1時に部屋に入りそうしようと思ったらもう呼吸が止まる寸前だったそうです。 看護師さんたちはまさか今夜・・とはだれもが思っていなかったくらい、いつもと同じだったそうです。 ナースコールをいつも手に握っていた弟だったので、苦しかったらきっと鳴らしていたに違いありません。 きっと眠るように逝ってしまったのでしょう。 苦しまずに穏やかだったのでしょう。それだけは幸いです。
葬儀場に戻って来てからも少し時間がありました。そう慌てることなく、18時から弟の通夜でした。
沢山の友人、理容関係の方々が参列してくださいました。 私は親族代表で泣きながら挨拶し、無事に終わりました。
通夜が終わり十数名の友人が残ってくれました。 棺の中に居ると可哀想だ!とまずは棺を畳の上に低い台を置いて下してもらい、 蓋を開けて、みんなで顔を撫でたり、焼酎を口に付けてあげたりと・・・。 葬儀屋さんの友人も、一回り年上で市役所に務める従兄も、こんな幸せそうな通夜は今までになかった・・と言われました。 弟は本当に幸せ者だなぁ〜と。私も羨ましく感じました。
宴会?は1時過ぎまで続き、5〜6名は一緒に寝るんだ!と泊ってくれました。 私は使いましたが、布団が足りなくてみんな座布団を敷いて毛布だけ貸してあげたので、それで寝ていました。
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2013年02月03日(日)
No.1556
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