今日は一日、冷たい雨でした。
東大病院は11時の予約でした。 家を出発したのは9:25で、到着は10:30でした。 東京スカイツリーのオープンの日なので、混んでいるかな?と思ったらそうでもなかったです。
ただ、東大病院の待合室は椅子がほとんど埋まるくらいいっぱいでした。
予約の時間になると助手のK先生が他の検査で時間がかかってて少し待って下さいと、親切に挨拶してくれました。
待っている間、バーニは周りをキョロキョロ見回していました。 11:25より問診され、その後検査に連れて行かれました。 私は笑顔で見送りました。
12:05血液検査や血糖値の検査結果とCT撮影の説明を受けました。
今日の血糖値は110あり正常になっているが、 先日のインスリンの検査結果は1.4でやはり異常に高い数値で、 診断はインスリノーマで確定です。
これからCT撮影をして胸から内臓全体を取り、主にすい臓、肝臓、リンパ節に腫瘍がないかどうかを見る。
検査結果で、腫瘍が見つかっても手術が出来るものとできないものがあります。 肝臓に小さいものが点在しているようなら手術はできない。
それ以外の場所にある場合は出来る限りは手術で取り除く。
手術後の余命は3〜4年、手術できない場合は1年半くらい。
麻酔は吸入で手術と同じようにしっかりと麻酔をかける。 CTの撮影時間は10分程度、その後覚醒するのに30分くらいかかります。
と言うことでした。
MRIの方が鮮明に映ると聞いたので、私はMRIでの撮影はしないのですか?と聞くと、 MRIでは、撮影してもその腫瘍は写らない。と言われました。
また症例の数を聞くと、インスリノーマの症例は東大病院で年間2〜3例くらい。との事でした。
その後、13:45に麻酔から覚めたバーニは待合室に来ました。 ゴハンを食べさせて待ち、14:10からM教授の説明を受けました。
膵臓に8.9mm×6.0mmの腫瘍が見つかったそうです。 膵臓はV字型になっていて、ちょうどその中心に近い場所にありました。 それで、膵臓を半分切除する手術で腫瘍を取ることができる手術です。 と説明されました。
膵臓以外の肝臓やリンパ節への転移は見られなかったと事、 最速で来週の火曜日の手術が出来るとの事、即答で手術をお願いしました。
膵臓はデリケートな臓器であるため、術後は膵炎などを起こしやすいので、 入院は、1週間から10日くらいになるとの事でした。
月曜日の14時〜15時の間に連れて行き入院し、火曜日に手術になりました。
また暴れて大変でしたか?と聞くと今日は前回の検査のときよりも比較的大人しくしていまいした。との事、 やはり昨日と今朝もちゃんと言い聞かせたからでしょう。 バーニは偉かったです。
帰りの車の中です。疲れたんでしょうね。ぐっすり眠っていました。
そしてその足でF先生に報告に行くと、すでにM教授より電話が入っていたそうです。 手術をする外科の先生はN教授だと話すと、最高の技術を持った先生なので、良かった!と安心されました。 内科のM教授、外科のN教授が診てくれるなら最高の治療が出来ますよ!と。 良かったです。
私も、ホッとしました。 バーニの腫瘍は本当に早期発見だと思います。 月曜日にガクッとなったことに気が付いて良かった。 次の日がアジ練でそこでわかって、師匠がすぐに病院に!と言ってくれて良かった。 H先生が詳しく調べてくれ、膵臓の腫瘍の可能性を教えてくれて良かった。 その後、F先生に相談して良かった。 私も必死でネットで調べて様子見しましょうと思わなくて良かった。 東大病院の予約がすぐに取れたことも良かった。 そして最高の先生方が治療にあたってくれることになり良かった。 全てが順調に進んでいるます。皆さんのおかげで、きっとジュディも私に気づかせてくれたのだと思います。 バーニは、きっとまた元気にアジリティーをやれます。そして天命を全うできます。
ただ一つ気になることは、愛情欲求が強く、私にべったりの甘ったれのバーニ、 一人っきりになることが今までなかったので、精神的に入院に耐えられるか?と気になります。
毎日、14時〜16時にはほんの少しの時間だけ面会は出来ます。 ゴハンは毎日届けることにしたので、会えますが・・・。
F先生が、性格や注意してほしいことを書いて渡すと良いですよ!と。 そしてお守りも入っているケージに下げておいてもらったら良いですよ。とアドバイスくれました。 お守り・・作らなきゃね。
バーニには手術の意味をしっかり話すことにします。 そして入院の日まで、私も「心配の気」を消してしまうことにします。
大丈夫!バーニは元気に帰ってくるから!
|
2012年05月22日(火)
No.1235
|
|