今日も午前中にご近所散歩の3ワンコ、その後はまた事務の仕事へ出かけ、 14時にはスタッフにシッターをお願いしました。
私は車で東大病院まで行きました。 昨日、退院は14時からと言われていたので、本来、面会の予定でお見舞いに来てくれるはずだったみるっちとJunさんに断ったのですが、 今朝になり、14時にはバーニに会えるが、M教授との話は15:30からしかできないと連絡がありました。 ちょうどJunさんと連絡を取りあっていた時だったので、待っている間付き合ってくれることになりました。
13:54に受付し、Junさんと一緒に待合室で待ちました。 20分くらいにバーニがリードに繋がれ、廊下をバタバタと小走りできました。 私に会うととっても喜んでいました。 バーニはなんだかとっても元気にしていました。 すぐにベランダでオシッコをさせました。たっぷり出ました。良かったね。
もうカラーもしていません。お腹はエプロンをしていますが、傷の上にはちゃんと絆創膏?が貼ってあり、傷は見えませんでした。
ヤギミルクを飲ませたりして、先生を待ちました。
15時過ぎて、診察室に呼ばれました。 外科のN教授の話は、お腹を開いただけなので、手術の影響、傷は全く問題なし。との説明だけでした。
そして今後お世話になる内科のM教授の話を聞きました。 まずは8日金曜日14時に来院して、抜糸をし、血糖値を測るとの事でした。 食事もすべていつも通りにしてきて良いとの事でした。 その後しばらくは薬の調整のために3週間から1ヶ月に一度、薬が安定したら2〜3ヶ月に一度に血糖値を測り、 エコーなどで腫瘍を診るとの事でした。
治療の目的は、バーニが普通に楽に生活出来るようにするためのものです。 楽に・・と言うのは血糖値が下がり身体が怠くならなようにと言うことです。
今夜からはステロイド(プレドニン)を朝夕1/2錠ずつと アログリセムといって血糖値をあげる薬で主に小児用の薬を朝夕1カプセルずつの2種類を服用して、 血糖値の値を測り、薬を調整し、ステロイドは出来るだけ飲ませないで済むようにしたいとの事でした。
またアログリセムは、10匹に1匹くらいで吐き気などの副作用が出る子が居るので、食後30分は注意して観察するように言われました。
今後、生活する上で注意することとしては、激しい運動は避けること、長時間お腹を空かせないこと、 それ以外はごく普通に生活して良いということでした。 また、アジリティーも聞く限りはさほど激しくないようなので、この子の生活の一部であるなら、様子を見ながら・・・とおっしゃっていました。 引退を考えていたので、少しずつ続けて行けそうです。 師匠と相談しながらやって行こうと思います。 ただ、ステロイドは筋力を落すし、関節が緩くなることもあるとの事でした。
また食事については、出来れば1日数回に分けてあげること。要はお腹が空いている時間を少なくすることだそうです。 また炭水化物について質問しました。 特別に多く与える必要はなく、肉や野菜でも、身体の中で糖にかわるので大丈夫との事。 あげるようならデンプン質にして下さい。と。 逆にあげすぎると、癌の栄養になったり、血糖値を極端に上げることで、なおインスリンが腫瘍から作られ腫瘍を活性化させることになり 逆に血糖値が下がることになるので、元気がない時、ふらついた時などに限り、ガムシロップなどを舐めさせるようにして、 食事に特別に炭水化物を加える必要はない。 食習慣を変えないで良いとの事でした。
また抗がん剤治療に関してですが、インスリノーマの腫瘍は悪性の癌(腫瘍なので、癌と言っているだけ・・だそうです。)だけど、 食道や胃、腸などの癌とは全く性質が違い、どんどん大きくなって身体を蝕み痛かったり、苦しかったり、痩せるというようなことはなく、 大きくなる速度も遅い、ただ、インスリンを多く作り、血糖値を下げる悪さをするものだそうです。 もちろん、大きくなったり転移して増えれば、それだけ血糖値を下げる原因になるそうです。 今後、どのくらいのスピードで大きくなるかを検査していき、大きくなった時点や薬(ステロイド)の副作用が出そうになる手前で 抗がん剤を使う事も選択肢の一つだと。
抗がん剤はステロイドよりも副作用が多いので、今はステロイドもしくは血糖値をあげる薬での治療がベストだということです。
後はインスリノーマの子は太っていくそうです。 あまり体重が増えるようなら、食事の量などで管理して、あまり太らせないようにしていきます。との事でした。
今日のM教授の説明を聞いて、とっても安心しました。 実際にバーニは元気ですし、私は不思議と昨日からもバーニの前では涙が出ません。 それは、もしかして、治癒していける予感?があるからかもしれませんね。 昨日はあんなに落ち込んでいたのが嘘のようです。 ジュディの白血病のように絶対に長生きさせてみせる!!と自信が湧いてきました。
家に帰りみんなと挨拶したバーニはいつも通り。 ニキにスキスキしてはじゃれ合うし、ライルには唸るし、ユウリにもスキスキして怒られているし・・。 私にもマウンティングしようとするし・・。 そんな姿を見ていると、手術後に膵炎になり、苦しんでいる姿や、入院に耐えている姿の方がたまらなかったかもしれない。と 手術しなくて良かったのかも?とまで思えるようになりました。
食事の用意をする私に、いつものようにぴったり傍に居ます。 ただ、食後は、いつものような元気がなかったかな? 薬の服用後も何とも無いようでした。
手術の痕はこんな感じです。胸のあたりからチンチンの上まで切られていました。 帰ってきたらいつも通りのオムツをしただけ。 お腹は届きませんし、オムツでカバーできているからね。
明日からは普通に生活できると思います。
皆さん、たくさん気にかけて下さって本当にありがとうございます。 まだこれから闘病生活になりますが、前向きに病気と向き合い、上手に付き合って行くことにします。 昨日は自分でも別人になったようでしたが、もう大丈夫です♪ いつものYUKIKOに戻りましたよ〜〜〜。 でも、これからも応援してくださいね!
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2012年05月31日(木)
No.1276
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